肢体不自由女子サークル たんぽぽのたね代表 佐々木直美さんからのメッセージ

素敵なレポート、ありがとうございます。
日ごろから「彼氏欲しい」なんていう事はあっても、心のどこかで「そんなの夢に決まってる」って、諦めてしまっている彼女達です。
今まで夢を描いてはカタチにできず、成功体験が乏しいせいでしょうね。青年期というのは、人生で最も大切な時期だと思っています。
たんぽぽのたねはもともと、私が自分と同じ様な子育てに悩む肢体不自由のママサークル構想が発端でできました。
西区では障害ママはサークルを作るほどの需要がないと判断され、ならば「女性」というくくりでみんな対象にしてしまおうとと思ったのがたんぽぽのたねです。
でも、いざはじめてみると肢体不自由障がいの若者の心の闇が如何に深いかということに行き着きました。
特に女性は妬みの感情が深く難しいのが特徴です。
そんな中でも、少しでも多くの成功体験を積み重ね、自負心を持って生きていって下さる様になるのが私の願いです。
青年期にアイデンティティを築けた方は、その後の人生(結婚や出産をして)も必ず有意義な人生を歩めると思っています。
なので、この頃は本格的に青年期女子の支援に力を入れています。と、まぁ、語り出すとつい熱くなってしまいますが、梓さんのお話をきっかけに彼女たちの心にも再び前を向きたい気持ちが芽生えたのではないでしょうか。
今後も2年3年と、時間はかかってしまうかもしれませんが、私と一緒に彼女たちの心の、凍ってしまった部分を溶かしていただけると嬉しいです。
今後ともよろしくお願いします。

たんぽぽのたね代表 佐々木直美